京都府流域下水道事務所

消化ガス発電設備を増設し、余剰消化ガスの有効利用に貢献

木津川上流流域下水道 木津川上流浄化センターに消化ガス発電設備を増設

消化ガス発電設備

消化ガス発電設備

京都府流域下水道事務所殿 木津川上流流域下水道木津川上流浄化センターに、消化ガス発電設備を増設しました。

本施設では、下水処理過程で発生するメタンガス(消化ガス)を利用し発電する消化ガス発電設備を2015年に4台導入し、発電した電気を場内で使用することにより温室効果ガスを削減してきました。その後の下水処理量増加に伴い、消化ガスが増えたことから、今回さらに3台の増設を行い7台構成となりました。

流入する汚水量により変動する消化ガスの発生量に合わせ、監視制御設備で消化ガス発電設備の運転台数を最適に制御することで効率のよい発電を行い、温室効果ガスのさらなる削減に貢献します。

消化ガス発電設備

消化ガス発電設備

年間発電量は一般家庭約500世帯分に相当する約150万kWhを予定しており、これを浄化センター内で使用することで年間約510トンの温室効果ガス削減につながります。

脱炭素化・カーボンニュートラルをはじめとする社会変化が起きているなか、当社は環境を意識した製品展開や提案で、お客様の環境保全活動にも寄与していきます。

納入品

  • 消化ガス発電設備 25kW 3台
  • 受変電設備 一式
  • 汚泥消化設備電気設備 一式
  • 監視制御設備 一式

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