社会貢献活動の基本方針
日新電機グループは、社会の一員として、より良い社会の実現を目指して積極的に社会貢献活動に参画していきます。
取り組みの重点分野
- 技術系人材の育成
- 京都を中心とした歴史的文化財の保護
- 地域の環境保全活動への協力
日新電機グループは、社会の一員として、より良い社会の実現を目指して積極的に社会貢献活動に参画していきます。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、技術系大学院修士課程の2年間を対象に返還義務のない完全給付型の奨学金を支給しています。
また、奨学生同士や社会人との交流を深める場として、交流会や工場見学会なども開催しています。
同基金は、高度な技術を身に付けようと向上心に燃える優秀な学生への支援を通じて、未来の産業を支える人材の育成に貢献していきます。
女子中高生のSTEAM分野の学部・仕事に対する関心・理解を深め、進路選択の幅を広げることを目的に京都府が実施している「京都STEAM女子応援事業」に、(公財)日新電機グループ社会貢献基金より寄付を行っています。また、当社は、女性研究者・技術者が活躍できる企業として、この事業で開催される職場見学会や交流会などを支援しています。
子どもたちの理科離れという課題解決に貢献するため、当社では、小学生理科教室の開催と、自治体などの環境学習・体験教室への協力を通じて、電気と環境の大切さを楽しく学べる機会を提供しています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、(特非)アントレプレナーシップ開発センターがホストとして世界大会を開催している国際競技「Global Enterprise Challenge」への助成を行っています。この国際競技は、青少年のイノベーションへの興味を喚起するために高校生・高専生を対象に実施されています。参加者はチームを結成し、環境・エネルギー・産業・災害対策・教育など世界が共有する課題について、事業として継続可能な形でどのように解決するかを英語でまとめて提出し、評価・審査されます。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、放課後や長期休暇中の子どもの居場所づくりのためプログラミング教室を開催している(特非)Creative Adventureに助成を行っています。
京都府が主導する「子どもの能力開発・脳科学研究プロジェクト」の一環として開催されている、(特非)架け橋mirai主催のロボット工作教室「KakeRoboものづくり教室」に、(公財)日新電機グループ社会貢献基金から継続して助成を行っています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、タイ・ベトナムの学生に対して奨学金支援を行っています。(公財)民際センターの「ダルニー奨学金」への寄付を通じて、貧しい地域の子どもたちの中学就学を支援しています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、京都府域の文化財保護整備のための連携協定を2018年度に締結し、寄付による支援を継続して行っています。
国の重要文化財に指定されている「旧日本銀行京都支店(現京都文化博物館別館)」や「京都府庁旧本館」などの修理・整備、また「文化財を守り伝える京都府基金」の事業に活用されています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、2017年度に締結した京都市と(公財)京都市景観・まちづくりセンターとの三者連携協定に基づき、継続的な寄付を実施しています。
「国史跡 岩倉具視幽棲旧宅」や「国名勝 無鄰庵庭園」などの修理ほか、京都市指定・登録文化財の修理や京町家の保全・継承のための改修事業に活用されています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、2021年6月に京都市立芸術大学と京都市との三者協定を締結し、同学の支援制度「未来の芸術家支援 のれん百人衆」を通じた文化財修復の推進と修理技術者の育成を支援しています。
文豪・谷崎潤一郎より譲り受けた邸宅「石村亭」の維持保全活動に努めています。
日本文学や建物・庭に関する研究を行う団体の見学のほか、新聞・雑誌・テレビなどの取材を受け入れることで、かつての文豪の姿を社会に伝えることに貢献しています。
当社グループと(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、森林整備に関する協定に基づき、京都府南丹市と群馬県前橋市の赤城山南麓にそれぞれ「日新電機の森」を設けて森林保全活動を行っています。
当社グループ社員とその家族がボランティアとして参加し、植栽や下草刈り、遊歩道づくりや野鳥の巣箱掛けなど、地元の皆様と共に行っています。
(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、京都市が推進している脱炭素ライフスタイル推進事業に協力するため、寄付を行っています。また、当社グループ社員に、このプロジェクトで開催される持続可能なライフスタイルへの転換のきっかけになる体験ツアーや環境活動などへの参加を呼び掛けています。
(一社)祇園祭ごみゼロ大作戦が主催する、祇園祭期間中のごみを減らす取り組みに協力しています。当社グループからボランティアが参加し、路上清掃や露店で活用を進めているリユース食器の回収所への返却・ごみの分別の呼びかけなどを行っています。
「桂川クリーン大作戦」(京都市)や「早朝クリーン作戦」(鳥栖市)、「しものせき美化美化大作戦」(下関市)、「加古川みなもロードクリーン作戦」(高砂市)などの地域の清掃活動への協⼒や、毎⽇各職場の輪番制で工場外周の掃除を⾏うなど、積極的に社員が参加して取り組んでいます。
本社の体育館を利用し、当社剣道部員の指導による「ちびっこ剣道教室」を開催しています。子どもたちが剣道に対する知識と興味を深めるとともに、稽古や試合を通じて交流を深める機会を提供しています。
前橋製作所では、敷地内にある約50本の桜並木に提灯を飾り、地域の人々にお花見の場を提供しています。
2016年度より(公社)京都モデルフォレスト協会が行っている緑の募金に協力しています。一人ひとりが京都の森を守るためにできる活動として当社グループ社員からの参加を募り、集まった募金は、森林づくりや緑化運動、環境学習などに役立てられています。
ベルマークやベルマークへの交換が可能な使用済みインクカートリッジを回収しています。近隣の小学校に寄付し、学校の備品購入に役立てられています。
東京支社と九州支店では、使用済み切手を回収して寄付する活動を実施しています。集めた切手は換金され、国際保健医療協力活動や途上国での女性と女子の自立支援などに役立てられています。
東京支社では、ニチバン(株)が⾏っている「ニチバン巻⼼ECOプロジェクト」に参加し、使い終わった粘着テープの巻⼼回収活動を行っています。このエコ活動で集まった巻⼼は、古紙回収業者に買い取ってもらい段ボールに再生されます。その利益と巻⼼の個数に応じたニチバンからの支援⾦は、国内外の森の植樹活動に役⽴てられています。
台湾の買い物レシートには一連の番号が印字され、抽選で大金が当たります。日亜電機股份有限公司は、当選金を貧困や病気に苦しむ人の支援にあてる慈善団体「創世基金会」に協力すべく、2006年から社員食堂に収集箱を設置し、集めたレシートを送っています。
Jリーグ「京都サンガF.C.」にオフィシャルスポンサーとして協賛しています。
京都マラソンの「環境先進都市・京都」「東日本大震災復興支援」という趣旨に賛同するとともに、社員の健康増進のため、2012年の第1回より協賛しています。
2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)の「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するという趣旨に賛同し、(公社)2025年日本国際博覧会協会に2億円の寄付を行っています。