2013年4月入社
京都産業大学 経営学部
経営学科 卒
職種営業(海外)
私の所属する部署は海外市場向け受変電設備を扱っており、私の場合はタイを拠点に東南アジア市場向けに営業活動を行っています。
需要は海外の電力会社および企業、日系企業の現地工場などから政府開発援助の案件と多岐にわたります。国内外の製品から現地環境・仕様に適した製品を選定し、お客様に届けることが海外営業の仕事です。
私が担当する東南アジアは成長著しい地域である一方、インフラや社会制度が日本と比較すると十分に整っていない点もあり、生活や仕事をする中で、ほぼ毎日と言っていいほどトラブルが発生します。そのような環境での業務は大変ですが、一つの仕事を成し遂げると、発展途上の東南アジアにおけるインフラを担っている実感があり、日本では経験できない達成感も味わえます。
就職活動を始めた頃は、日新電機のことを知りませんでした。正直に言いますと重電業界についても特に興味があったわけでもなく、全く違う業界に目を向けていました。
しかし就職活動を進めるにつれて、世の中には自分の知らないさまざまな業界が存在することを知り、当初興味の無かった業界にも目を向けるようになりました。
そのような中、大学で開催された合同説明会で日新電機に出会いました。地元関西の企業で働きたかったこと、社会やインフラに大きく貢献できる魅力を感じたことから、入社を決意しました。
就職活動中は将来に対する不安や悩みもありましたが、現在はお客様と社内の協業による受注生産の仕事の面白さを実感しています。
海外での生活は趣味が限定されますが、場所を問わないスポーツで気分転換しています。
昨年は新たにサイクリングに挑戦、今年は15年ぶりに野球を再開しました。バンコクの硬式野球に所属しながら、タイ人やアメリカ人と共に楽しんでいます。
いざ就職活動の時期を迎えると、自分の知らない業界や職種が本当に多いことに気付くと思います。人生において重大な選択が迫られている中で、自分の好みや希望だけを基準に就職活動することは、非常に惜しいことではないでしょうか。
まずは社会にはどのような仕事が存在するか時間をかけて調べ、時には自ら足を運び、自身の目で見て判断することが大切です。その過程では思いもよらない縁に巡り合えることもあると思います。自分の決断に自信と責任を持ちながら就職活動に臨んでください。
※本インタビュー記事は取材当時のものです。