2017年4月入社
法政大学 社会学部
社会政策科学科 卒
職種営業
私の所属する部署は、上下水処理場を動かすために必要な電気設備と監視制御システムを提案しています。特徴的なところは、電力インフラではなく、水インフラを支えているところです。水処理場で使われるポンプや計器等の機械に電気を送り制御することで、水をきれいにする手助けをしています。規模が大きい案件が多く、完成まで1年半~2年と長いことも特徴です。
水処理場は自治体が所有しており、年間の予算の使い道は前の年から決まっています。そのため、数年前から予算をとってもらえるように交渉する必要があり、先を見据えながら考えて動く能力が求められます。また税金が使われる以上、簡単に予算が下りることはないので、さまざまな角度から新しい設備の納入や更新の必要性を説明する能力も必要になります。
日新電機はオーダーメイドで製品を作っているため、お客様の困りごとや要望を営業が聞き出すところからものづくりがスタートします。営業が全ての工程の先頭に立ち、お客様に合わせた提案を行い、商談をまとめることで受注につながります。生活に欠かせない水インフラを支える重要な設備を作るため、責任は重いのですが、営業の裁量が大きくやりがいがあります。
目標は、さまざまな提案や指示を関係者に的確に伝え、全体をうまくまとめられる営業になることです。技術面の詳しいことは営業技術と設計が担当してくれますが、営業が全体を見ながらフォローする必要があり、社内の関係者全体をまとめるにはまだまだ勉強が必要です。また、提案や指示についても、自分の言葉で分かりやすく伝えられるようになりたいです。そのためにたくさんの経験を積み、成長したいと思います。
大学時代にゼミで再生可能エネルギーについて学んでいたので、知識を活かせる会社に入社したいと思っていた私に、ゼミの先生が紹介してくれたのが日新電機でした。
入社説明会へ行って話を聞いてみるとフレンドリーな人が多く、親身になってこちらの話を聞いてくれたことに驚き、社風の良さを感じました。
最終的に、日新電機が再生可能エネルギーの活用に取り組み、電力インフラの安定と省エネに幅広く貢献していることから入社を決めました。
学生時代は無趣味で過ごしてきましたが、上司に誘われたのをきっかけにランニングを始めました。私がいる東京支社はマラソンランナーが多く、一緒に走ってみると中学卒業以降運動から遠ざかっていた自分がでも、想像以上に走ることができました。最近では皇居ランや銚子ハーフマラソンに参加して、走ることの楽しみが分かってきました。趣味はランニングだと胸張って言えるように続けていきます。
入社してから気付いたことは、企業は主力事業以外にもさまざまな事業があり、就活で知ることができるのはほんの一部だということです。特定の製品、事業に携わりたいと思っていても、入社後に全く異なる製品に関わることもあります。企業規模が大きくなるほど、やりたいことができるとは限らなくなるので、ピンポイントで判断するのではなく、企業全体の方向性に共感できるか、と考えることが大切です。
企業理念や有価証券報告書から、この会社は何をしようとしているか、どこに向かおうとしているのかを調べることでミスマッチは少なくなると思います。
※本インタビュー記事は取材当時のものです。