Interview社員インタビュー

舞鶴工業高等専門学校 本科 電気工学科

1994年4月入社

舞鶴工業高等専門学校 本科
電気工学科

職種営業技術

新しいエネルギーソリューションを提案

私はこれまで工場内の電力機器を一カ所で集中管理するための中央監視制御システムに一貫して関わり、設計・企画・開発・営業技術を経験してきました。現在従事している営業技術は、お客様の困りごとを解決するためにさまざまな技術提案をする職種で、私は主にエネルギー管理システムをはじめとしたシステム製品によるソリューション提案を担当しています。
最近では再生可能エネルギーを電力会社の電源と併用したいというお客様が増えています。当社のシステムはお客様のご要望にお応えするため、設備の特性や各電源のエネルギーコスト、電力の消費状況から、どの電源をどれくらい使うかを予測し、人力では難しい非常に細かいコントロールをすることで最大の効果を発揮することができます。
日々お客様のもとへ足を運び、現在の電力利用のニーズを把握しシステム提案に活かしています。

お客様とともに成長できる

お客様に喜んでもらえる提案ができたときに大きなやりがいを覚えます。とはいえ、要望を全て実現するとコストが高くなりすぎたり、納期も長くなったりします。お客様にとって最適な提案とは何かを考え、会話を重ねながら見つけ出すこと。また、それがお客様のビジョンと一致し、一緒に成長している感覚を持てることもこの仕事の醍醐味の一つです。

部下の成長を手助けする

私は現在、管理職として部下を持ち仕事をしています。管理職になる前は組織の中で自分の考えで仕事ができる環境でしたが、管理職になってからは組織としての目標を達成すること、またそのために何をすべきか考えて計画を遂行することが求められます。そして、それは常に部下の成長につながることが重要と考えています。
管理業務においてお手本にしているのは、現在の上司です。その上司は「目的・目標を明確にして見失わないこと」「勘と経験は重要。でもそれを活かすには裏付けとなる根拠が必要」と、どんなときでも論理的に物事を考えて仕事を進めていました。現在でも、そのやり方を参考にして仕事をしています。また、自分がそうであったように、部下には個々の考えや成長視点をくみ取った中でのびのびと仕事ができ、かつ、その仕事が組織の目標や成果につながるような環境づくりを目指しています。

多方面の事業展開に興味

多方面の事業展開に興味

私は高専出身で研究が制御系だったので、制御システムに関わることのできる会社を探していました。その中で、地元京都の会社で歴史があり、電力機器メーカーの中でもシステム製品やソフトウェアを多方面で展開していることに興味を持ち、日新電機に入社を決めました。私の出身校の一期生から継続してOBが入社しており、安心できると感じたことも決め手の一つです。入社してからは、歴史のある会社でありながらも若い人の意見を頭から否定せずしっかりくみ取り、良いと思う事は果敢にチャレンジする、まさに「日日新」(ひびにあらたに)を実行する会社だと感じています。

アクティブな休日

毎週日曜日はサッカーチームのコーチとして子供たちに指導しています。サッカーは未経験でしたが、保護者として子供のクラブを見学していた縁で頼まれて引き受けたのがきっかけです。そのほかにもバレー、テニス、ゴルフなどのスポーツを行い、アクティブな休日を過ごしています。

就活生へのアドバイス

就活生へのアドバイス

どうしても規模やイメージで会社を選びがちですが、会社の理念やどういったことを目指しているかに焦点を当てて選んでほしいと思います。また実際にOBの話を聞き、生の声を知ることも大切です。
学生生活で意識してほしいことは、人のつながりを大切にすることです。どの会社に入っても一人では仕事はできません。相手の思いをくみ取り、自分の意見をしっかり伝えるということは会社でも求められます。積極的なコミュニケーションで多くの人間関係を築くことを意識してみてください。

※本インタビュー記事は取材当時のものです。

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