電気は発電所で作られて、変電所を経て鉄道・工場・ショッピングモール・各家庭に届きます。
この一連のネットワークが「電力インフラ」です。質の良い電気を安全かつ安定的に届けるのに
欠かせない電力機器関連の設備を中心に、持続可能な社会を支える製品・サービスを提供しています。
当社事業をわかりやすく説明した動画はこちら
(2024年3月時点)
創立当時の本社(現:西ノ京車坂町)
日新電機は1910年に大学発ベンチャー企業として出発しました。1917年には株式会社となり、電気計器と配電盤の製造から今に続く100年を越える歴史が始まりました。
戦後復興期に電力機器の製造を中心にさらに事業を拡大し、現在も再生可能エネルギー活用や省エネルギー、環境負荷の低い製品開発など多様化するニーズに応え続けるため常に新たな発想と当社独自の技術を積み重ねながら未来に向けて挑戦をしています。
製品をもっと良くしたい、そんな想いを胸に一人ひとりが自らの役割を果たすことで、今までもこれからも着実に歴史を紡ぎ続けています。
脱炭素化や再エネ活用、環境問題などの社会課題が深刻化するなか、当社グループはSDGsに基づく持続可能な社会実現のための開発・事業展開に注力しています。
例えば、生分解性油をはじめとした環境負荷の低い製品の開発および省エネ機器を含む採用推進などの環境配慮製品の拡大、分散型エネルギー対応、大規模風力発電や広域連系プロジェクトなどの再エネ対応などです。
また、当社には事業部の開発部門以外に専門分野ごと4つの部門からなる研究開発本部があり、未来に向けて日々新たな技術開発を進めています。
日新電機のモノづくりは基本的にオーダーメイドです。お客様のニーズに合わせてさまざまな工夫をしながら、製品の開発・設計・システム構築を行い、独自の技術を用いた製品を数多くラインアップしています。
当社のみが製造できる製品や、世界トップクラスの小型化を図っている製品、世界シェアNo. 1を誇る高電圧や高真空の技術にビーム・プラズマテクノロジーを融合した製品など、世の中になくてはならない製品を生み出しています。
1987年のタイ拠点設立を皮切りに、
中国・ベトナム・ミャンマーなどに進出しています。
現在は海外16社、国内9社のグループ会社があり、
グループ全体で5,000人を超える社員のうち、
4割以上は海外で活躍する社員です。
売上の約3割は海外向けであり、
装置部品ソリューション事業は、
ASEAN地域の環境改善や雇用創出などにも
貢献する事業です。
本社:京都
工場:京都・群馬
支社:東京・愛知・大阪
※全国に他支店・営業所・出張所あり
日本:9社
中国:6社
タイ・ベトナム・ミャンマー・台湾・韓国・インド・アメリカ 他
新卒3年後定着率は90%以上を維持しており、平均勤続年数も18年以上と、安心して長く働ける会社です。3カ月の新入社員研修に始まり、その後も定期的な研修のほか、興味のある分野を学べる選択型研修など、一人ひとりのキャリア形成をサポートします。
若手社員の意見もしっかり聞き、チャレンジする人を周りがフォローする「風通しのよい風土」があり、皆で協力して仕事ができる環境です。また、夏季・GW・年末年始にそれぞれ7~9日の連休があり、年間休日も125日超と仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけて働くことができます。
京都・前橋など20カ所以上で電気を「つくる・ためる・つかう」ことを体験して学ぶ教室を開催
技術系の大学院修士課程2年間を対象に、完全給付型の奨学金制度を運営
理系分野への進路拡大とキャリア形成に向けたセミナーや教室などを支援
京都を中心とした歴史的文化財の修理・整備や修理技術者の育成を支援
京都・前橋に「日新電機の森」を設け、植樹や整備などの森林保全活動に協力
障がいのある人たちが主役となり社会的自立を目指す場として特例子会社を設立